Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

谷津家朝の陣、夜の陣

朝は時間との戦いである。


目覚めてすぐに新聞を読み、洗顔ペーパーで顔を拭き、寝癖を直したら、ギアをトップに入れる。
まずは息子の弁当だ。夕飯の残りを詰め、冷凍食品を温め、ミニトマトを洗う。お湯を沸かして朝食の準備を並行して進めておく。娘の離乳食も見据えておく。ある程度朝食の準備ができたら息子を起こす。機嫌を損なうと台無しだ。慎重に起こす。嫁さんは娘と共にベッドから出て、自分と娘の着替えに入る。娘は嫁さんから離れないので、こうした分担になってしまうのだ。
嫁さんと息子が朝食に入ると、僕は娘に離乳食を。離乳食とミルクを終えて僕も食べ始めるが、嫁さんと息子よりも早く食べ終わる。あまり体に良くないのだが、早いのだから仕方が無い。
娘を適当に遊ばせておいて、朝食の後片付けを始める。嫁さんは娘を連れて保育園へ。息子が幼稚園の制服に着替えたら、僕も着替えて出発だ。


めまぐるしい。めまぐるし過ぎる。
息子を幼稚園に預けて、会社に着くわずかな時間の解放感。ああ、こうして朝の戦いは終わるのだ。


そして今、まさに夜の戦いが佳境を迎えている。た、助け