Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

僕はおとなしい性格だったハズ

天気が悪い、どんよりとした市議会議員選挙の投票日だった。 自宅でまったりと過ごした我が家族は、よいこらしょと重い腰を上げて投票所へ向かいた。娘は上機嫌でそこいら中を歩きまわり、投票所の立会人の方々にも愛想を振りまいていた。上の子もそうだった…

夏のぜんざい

愛する子どもを突然失ってしまった人に、僕は何も言えなかった。まちも仕事も失った人にも、僕は何も言えなかった。悲しみに打ちひしがれている人に、僕らは一体どう接したらよいのだろう。どうすれば、ひとときのやすらぎや希望を与えることができるだろう。…

泥臭い美しさ

昨日のブログで、ソーシャルネットワーク上でのコミュニケーションにおいて重要なことは、リアルな対人関係と同じ誠実なコミュニケーションだと書いた。すなわち、ソーシャルネットワークサービスはリアルな対人関係を補足するツールであり、結局のところ人…

もしソーシャルネットワークサービスによるパラダイムシフトを僕が表現したら

Twitter、Facebook、(いちおうmixiも入れとくかw、)そしてGoogle+、ソーシャルネットワークの勢いはとどまる様子がない。 昨日、このブログで選挙活動へのソーシャルネットワークの導入について触れると、何人かの方に反応していただいた。結局のところ、…

雨の夜はレイニーナイト

白石市は今、何かと騒がしい。 7/31投開票で市議選があるのだ。相変わらずの名前の連呼は、何だかとても懐かしい気分になってしまった。やかましいという感じはしない。昔と比べて、多くの議員は顔も知っている。ああ、あの人かー、と思うだけ。でも騒がしい…

アイアム酒ソーリー

昨晩はだいぶ飲んでしまったようで、家にたどり着いたときにはもうフラフラ。 それでも息子の弁当箱を洗い、米をといで炊飯器にセットし、風呂に入って歯を磨いて寝た。きつかったけれど、やるべきことはやるのだ。翌朝の地獄のような時間が来るとも知らずに…

アイ・ミス・休腰日

娘が外へ出たいと言うものだから。言ってないのか。言ってるのは僕の心だ。 仕方がないので、痛い腰を推して外へ出た。爽やかな風が吹いていても、日向はジリジリとした夏の日差し。娘はいつものように、息子が年中の時に幼稚園でかぶっていた紫の帽子をかぶ…

好評なり絵本十郎の郷

本日は、小十郎の郷にて絵本のチャリティー販売をしてまいりました。 本日の写真をとくとご覧あれ! 開始早々の盛況ぶり! みるみる絵本が減っていきます。 実は急遽、私の叔母にお手伝いしていただきました!カウンターで向こうを向いてるのが叔母です。腰…

最短日記 - 腰痛編 -

明日は、こちらで絵本配ります!→小十郎の郷 ところが、空の雲行きはあやしい。どうか明日はもってくれい!(腰も) ということで、腰を少しでも回復するために寝ます。くそう。こんなときにー。じだんだじだんだ。

解き放てココロ

いまだに、震災が夢なんじゃないかと思うことがある。やけにリアルな夢をみているんじゃないかと、すがるような思いに包まれることがある。 「残念ながら現実なのだ」 何度この言葉を心の中で唱えたことだろう。夢じゃないんだ。とっくに覚悟したんじゃなか…

摩訶不思議ドリーム

僕の夢は、自分でも思うが本当に奇想天外なのだ。 例えば、友人とボーリングに行くというシチュエーションから始まるとする。 すると、ボーリングの玉に指を穿つイメージが、ウォーズマンのスクリュードライバーになり、身体を回転させて土手を転げ落ちるの…

腰痛との付き合い

こ、腰が痛ぇ。 原因は明らかに娘だ。先々週末から発熱した娘は、とにかく何も食べないし不機嫌で眠りが浅く、とにかく抱っこだった。夜中、抱っこしたまま数時間寝かしたことも何度かあった。そうでもしないと寝ないので、とにかく我慢して娘の睡眠時間を確…

止まる日が変わる日

何もかも止まってしまう日がある。 考えてみると、数カ月に一度、そんな日がある。何もする気が起こらない。誰とも会いたくない。誰とも話をしたくない。可能な限りベッドの中で一日を過ごす。テレビや携帯もあまり見ない。寝るわけでもない。かと言って何か…

3分の1の純情な衝動

昨日の空も青かった。 会議の40分ほど前に仙台に着くと、一路PARCOにあるタワーレコードへ向かった。うずうずしていたのだ。新しいミュージックを仕入れなければ。この青い空と突き刺さるような光がぴたりと合う、そんな音楽を求めるのだああ。で、ついでにR…

3年で得たもの

そういえば、白石に越して丸3年になる。 前の会社を、最後のボーナス支給直後というなんともあこな時期に退社し、冷夏の7月に白石に降り立った。最初の一年は、何もかもが違うことに僕も妻も息子も戸惑いっぱなしだった。いや息子は別か。幼稚園にもすぐ慣…

夏陽にやられた脳による日想

汗でズボンが足に張り付くような季節。一日に2〜3件の打ち合わせが次々と入り、こっちの人とあっちの人の間に入ったり、その他大勢の一人として建設的な意見を探ったりしていると、まるで灼熱の東京で働いていた頃を思い出す。ああ、やってることは全く変わ…

何が大事か

「貴方は、仕事と家庭、どっちが大事ですか?」 子どもを持つ親にとって、仕事と家庭(育児)の両立はいつの時代でも頭を悩ませる難しい問題だ。子どもは大事です。当たり前田のクラッカーだ。子どもの命は何とも比較できない。でも仕事だって大事だ。何しろ…

夏は焼肉の香りに乗って

昨夜は本当に本当の寝落ち。娘の寝かしつけで力尽き、23時頃かな?妻に交代したところまで覚えており、気づけば朝の4時半です。いやあビックリした。 そして今日は東京から義弟一家3人が遊びに来てくれるということで、狭い家の中で子どもたち3人の混声合唱…

心の特効薬

昨日は、久しぶりに妻と二人で仙台を歩いた。 たくさん歩いていろいろな買い物をし、2年ほど前にも二人で入った店で昼食を摂り、また歩いて買い物をし、カフェでスイーツを食べながら足を休めた。4〜5時間ほどの時間だったけれど、僕の足はワナワナと震える…

FUKUSHIMA 2

昨年の夏以来の福島だ。 あの時は確か、妻の実家から戻ってきたときだ。行くなと泣き叫ぶ息子を置いて、昼飯も摂らずに京王線に飛び乗り、待ち合わせ時間に間に合うギリギリの乗り換えをこなしつつ、重い荷物を持ったまま3時間ほど立ちっ放しでようやく到着…

FUKUSHIMA

明日、福島市へ行ってくる。 震災からもうすぐ4ヶ月になろうとしている。ようやくだ。やっと福島へ行ける。もう少し早く行くべきだったのかも知れない。あの時こうしていれば、もっと早く行けたんじゃないか。そう思うと自分の力の無さに唖然とする。でも落…

言い訳ザッツライト

本日、父と2人で2件ほど外出した。 電話でも十分話せる内容なのだが、父が直接行くと言うので従った。あいにく1件は訪問相手が不在だったけれど、先々でいろいろな人と挨拶して少し会話し、また行き帰りの車内で父とあれやこれやと話をした。こうして何気な…

カ・ミ・ワ・ザ

3週間ほど前から、震災で被害を受けた店舗の仮補修を行っている。本当は基礎部分がやられているので大々的な補修が必要らしいのだが、そんな金銭的余裕もないし、また強烈な余震が来るかも知れないし、ひとまず壁が落ちたり建物がつぶれたりしないようにだ…

リアルを超えるルール

ブログを本格的に初めて、およそ半年が過ぎた。昨日のように、時折抜けることもある。震災のときは2日ほど抜けた。GWには4日ほど抜けた。でも、まずまず毎日続けられている。三日坊主ばかりだった僕が嘘のようだ。やればできるじゃないか。 震災以降、Tw…