Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

閏年のセントルイス

前回の閏年2008年は、変化の年だった。仕事を辞め、東京から白石へ引越し、こちらでの新しい生活をスタートさせた年だった。 ちょうど今頃は、最後の仕事となるプロジェクトの大詰めを迎えており、3/10に迫るアメリカ・セントルイスへの出張の準備に追われて…

呼吸のスピードアップ

Twitterでフォローしている数がおおよそ1,000。Facebookでは、フレンズとフィードを購読している数で140弱。なるほど、欲しい情報が自然に流れてくる。「情報の呼吸法/津田大介」に書かれていたとおり、信頼出来る情報ソースである「人」を起点として僕が興…

目になったスイミー

「地域に溶け込む」というのは、言葉よりもずっと難しいものなんだと思う。どうもこれは、僕のような人間にはあまり感じないもののようだ。つまり、田舎で常に地域の人々と交流しながら生まれ育ち、そこを離れたとしても都会という地域性が失われたところへ…

僕と息子のグラウンド

今日は、4月から息子が入ろうかと考えている白石サッカースポーツ少年団へ見学へ行ってきた。見学だけするつもりで、一応上履きだけ持って行ったのだが、なんのなんの、がっつりと一緒に練習に参加。みんなジャージやらトレーニングシャツやらトレシューや…

子どもへサンクス

今朝は雪の中、子どもたち二人を幼稚園・保育園へ。ヘルニアを発症してからというもの、送迎は全て嫁さんにお願いしていたのだが、そろそろ解禁ということもあり。 息子が通う幼稚園は学童と「子ども部屋」なる保育部屋も併設していて、平日午後と土曜日も預…

僕なりの批判スタイル

そう言えば、昔から「無責任」が大嫌いだった。 学校で自習の時間になると、クラスメイトは隣の席の友達とおしゃべりをしたり、時には席を立って歩いたりしていた。僕はそういう行動が大嫌いで、先生から課題が与えられていればそれをジッとやって、課題が無…

備えるべきファクター

今朝はスゴイ雪だったのに、日中の風はヌルく、マフラーを外しても全く寒くないほどだった。去年の3月11日は雪も降っていたし、今日よりはずっと寒かったと思う。この暖かさはきっと一時的なものなのだろう。3月に入っても、まだまだ寒い日が続くに違いない…

ああ懐かしきレッツノート

外でバリバリ使おうという想定で購入したiPadであるが、意外にも娘が大のお気に入りで毎日のように観ているため、つい持ち出すのを躊躇してしまっている。まあ、ずっと同じビデオばかり観るのもさすがに飽きてきたのか、ここ2〜3日は比較的iPadを観る時間も…

狼狽スリープ

22時ごろ、腰をケアしつつPCで仕事をしようとベッドへ↓娘が珍しく僕のベッドに入ってくる↓娘を寝かすためPCを出せずライトを消す↓娘、一度寝るが起きて嫁さんのベッドへ移動↓娘が落ち着いたらライトを付けてPCを出そうと横になる↓↓↓2時半であることに気づく↓…

誰がためのメモリーデイ

3月11日は、おそらくあらゆる場所で震災に関連したチャリティイベントなどが開催され、テレビは特番を組み、日本中が東日本大震災への鎮魂一色になると思う。もちろん、それは自然の成り行きだ。チャリティイベントに寄せられた募金や被災者に対する気持…

親子ワンピース

息子からの質問は、結構本質的だったり、記憶をたどる必要があったりして答えるのが難しいときがある。 今晩は漫画ONE PIECEについてだ。最近字を読むことが速くなってきた息子は、ゆっくりとではあるが漫画も読めるようになってきた。そこで、僕と妻が常々…

されど悲しきグラデュエーション

本日は息子が通う幼稚園のPTA役員会があり、卒園前のPTA活動について話し合った。3月は毎週末何かしらの活動があって、慌ただしい日々になりそう。これまでサボっていた分のツケが回ってきたね。頑張らないと。 しかも、僕は次年度も引き続きPTA役員を仰せつ…

薄暮ラストイヤー

夕暮れの町、街灯が灯る直前の薄暗い街並みをクルマで走るとき、ふと震災後の記憶を思い出す。 あの時の空気感、緊張感、不安感のようなものが一気に舞い降り、一瞬で去っていく。もう少し、その記憶に浸りたい気もする。浸って、あの時の心を振り返って、忘…

回復宣言とハッピーフューチャー

さて、ようやく椎間板ヘルニア発症から1ヶ月を経過。まだ若干の痛みは残るけれど、ここらでひとつ、ひとまず回復宣言をしたいと思います。本格復帰は来週からかな!皆様には大変ご心配おかけし、また一部の方には多大なるご迷惑をおかけし、大変申し訳あり…

缶とラジカセ

小さい頃にジッと見ていたもの。 おもちゃを入れていた缶。古き良き時代のモダンな服装の若い男女が街並みの中をダンスしているような、そんな模様だった。僕は寝そべって、ジッとその缶の模様を眺めている。缶の冷たさが気持ちいい。熱があって横になってい…

如月のプレゼンテーション

昨日は、当社にとって一年に一度の大イベント「従業員決起大会」であった。 準備たけなわの1月中旬に椎間板ヘルニアを発症してしまったおかげで、経営方針の発表については準備不足もいいところだった。昨年の資料をたたき台に、小面倒臭いプレゼンになって…

宇宙浪費ギャバン

皆さん。 僕らは搾取されているぞ。 あれとこれとそれとどれで◯円だ。うわわわー。 子ども番組内の衣装まで着せられながら、言うこと聞かないガキどもの相手を笑顔で楽しそうにこなすスタッフが素晴らしい。頑張れ君たち。僕は君たちにお金を払った。(実は…

にんげんコーポレーション

いよいよ明後日となった従業員全体会向けの資料は何とか完成。 いや、もう少しクオリティを上げようと思えば上げられる要素は多分にある。しかし、腰の状態と日数を考えて、これ以上手を加えるのもまた難しいだろうと判断したのだった。こういうのを妥協とい…

砂の上のベンチウォーマー

僕は実はですね、こう見えてもサッカー少年だったんですよ。今は見る影もないのだが。 あれは確か小学4年の終わり。学校で配られたサッカー少年団団員募集のプリントを見て、僕はktkrーーーー!!!と思った。小学3年生から続けていた書道教室はいささかう…

異論反論オブジェクション

震災以降、TwitterをはじめとしてSNSの利用者が増えたこともあり、SNS上でのバトルをたくさん見てきた。特に福島第一原発事故に起因する、原子力発電や放射性物質をテーマとする議論は、SNS上だけではなくそれこそ2chでも、飲み会の席でも行われることとなっ…

寝落ちザッカーバーグ

不覚にも、昨夜は寝落ちしてしまった。ベッドの上でノートPCをカタカタやっていたのだが、同じ寝室で寝ようとする娘がどうにも気になるらしかったので、一度閉じて寝たふりをし、娘が寝入ったところを見計らってまたPCを開こうと思っていたのだ。甘かった。…

息子のサンデーライフ

子どもが生まれてからずっと、土日祝日は「いかに子どもと過ごすか」がテーマになる。もっとも、子どもが生まれる前は「いかに妻と過ごすか」だったし、結婚する前は「いかに彼女と過ごすか」だったし、それ以前は「いかに一人で過ごすか」だったわけだ。と…

いのちスタンド・バイ・ミー

あの日、2011年3月11日14時46分。 揺れ続ける地面の上で、僕らは何を思ったろう。 僕はまず、ストーブの火が燃え広がることを心配した。周りの机からモノが次々と落下し、ロッカーが倒れ、天井から埃が舞い落ち、僕の逃げる道など無かった。それでも、火を止…

大雪ランクイン

こういう腰が痛いようなときに大雪とか、世の中厳しい。つい雪かきしたくなってしまうのだが、おそらく腰に悪い作業ベスト5あたりにはランクインするであろう雪かきなどもってのほか。唇を噛み締めて我慢するしかない。僕にできるのは、車用の雪払いブラシ…

21世紀のホモ・サピエンス

さとなおさんの「明日のコミュニケーション」を読んでいる。なかなか読めずにいたので、この機会に読むことにしたのだ。 この本の出版直後だったか、仙台に来られた際に短い時間だったが講演会も聴いたし、常々ブログやらFacebookやらで発信するさとなおさん…

二十年後のゲットワイルド

ベッドの上での生活で足りなかったもの、「音楽」にようやく気づく。イヤホンしながら寝ると耳が痛いのだけど、日中ならiPhoneからスピーカーで聴けばいいし、なんならPCから流せばいいんだよね。音質はかなり気になるけれど、この際我慢我慢。 で、さっきか…