Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

アイ・ラブ・ジャス

震災後にジャージを買った。以来、寝まきはジャージである。


そろそろブロッコリー谷津を卒業してジャス谷津になろうかと思っている。ジャスとは、どうも白石周辺のみに通じる方言で、ジャージのことである。ジャス。ジャズに似たシックな響きである。少なくともブロッコリーよりはぐっと対象年齢層が上がった感がある。大人の階段を登るのだ。


震災後しばらくは、ユニクロのふわふわインナー付きウィンドブレーカーズボンと、いつものユニクロワイシャツにユニクロのフリースで寝起きしてた。思えば下着もユニクロヒートテックだし、靴下もパンツもユニクロだった。これじゃあユニクラー谷津である。
その状況をどうにか打開するにあたり、やはり寝ても起きても同じ服でいられる便利さが欠かせなかった。特に余震があって、いつでも起きれるようにしたかったし、必要なときに必要な睡眠を取るにはそれなりのリラックス感も必要である。ジャージ、いやジャスしかない。今、もし大きな余震があって避難せざるを得ないとしたら、間違いなくジャスを選択しよう。果たして、この快適さを超えるものはあるのだろうか!多分あります。


しかしながら、肩あたりにやや白い跡が残ってきている。娘の鼻水である。それから、腹のあたりや太もものあたりにも怪しい汚れがある。娘の口からこぼれた離乳食である。問題は、ジャスが1着しか無いということなのだ。もう1着買おうかなあ。そしたら複数形なので、ジャズになるね。ジャズ谷津。複数のジャスを使いこなす男。


といったどうでもいいエントリー。