Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

もう一つのアウトプット

1年以上ブログを続けて、エントリー数も300を超えた。ある程度ブログに対するスタンスというのが確立してきているし、アウトプットという位置づけも、ソーシャルコミュニケーションの一つとしても僕の中で市民権を得てきた。ただ、こうして続けることでブログの限界というか制限というものも感じる。


例えば、「いつでも修正できる」という点だ。ある程度勢いに乗じて推敲を無視してエントリーを仕上げてしまい、後で見直して言葉を補足したり修正したりする。それはとても便利だけれど、一つ一つのエントリーに対する緊張感を失ってしまうのも確かだ。ミニコミ紙の原稿に直面すると良く分かる。紙媒体は、印刷されてしまえばもう修正は効かない。その緊張感はブログとは雲泥の差で、そんな緊張状態の中で書く文章もまたブログとは異なっている。


なので、今年はもう一つアウトプットの場を得たいと考えている。その最有力候補は「プレゼン」だ。
わざわざ時間と場所を頂戴し、誰かの前で何かを発表する。その機会を何とかつくりたい。そのためには入念な準備が必要だし、それ以前に発表できるだけのスキルを身につける必要がある。何らかの専門分野を持つということだ。地道なトレーニングや学習を進めて、発表できる機会を自信を持って創出しなければいけない。そしてそもそも、それは聴いてくれる誰かのメリットになるもので無くてはならない。


んー。何はともあれやってみよう。何となく、おぼろげではあるけれど、僕が今持っている経験を生かせる分野が見えるような気もするのだ。