Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

春の那須のアニマルズ

5/5朝、4時過ぎに目覚めた息子は、もうすでに興奮状態であった。目覚ましを5時にセットしている妻に対して、「俺が時間を言う係だからね」と何故か大役を引き受け、「お母さん、起きてないと5時には起きれないよ!」というわけの分からない理論をぶちかます。僕の「いいから寝なよ」も耳に入らない。誕生日にもらった腕時計をひっきりなしに見てベッドの上でワサワサしているため、こちらも全く寝られず。呆れて5時少し前に僕が起床。息子も起床。程なく妻と娘も起床。息子は早々と着替えを終え、娘も着替えさせてしまうと、子どもたちは「しゅっぱつだー!!」と元気極まりない。おいちょっと待て。出発予定は7時だ。今はまだ5時半だ。いくら渋滞を避けるために早く出発し、朝飯を車内で食べる手はずまで整えてるとしても、早すぎる。


親も急かされるように家を出て、車は6時半に自宅を出る。ちょうど配達された新聞を受け取ってトランクのボストンバッグに突っ込んで出発。7時前には福島県に入った。
高速はスイスイだったものの、インターを降りれば信号のたびにちょくちょく渋滞。まだ8時過ぎだというのに。息子はiPod状態のiPhone3GSで大富豪、娘は後部座席に設置したiPadも飽きて妻の手の中でスヤスヤ寝てる。僕は暇なのでコンビニなどをパチリ。


南ヶ丘牧場で、羊やら山羊やらと触れ合いウサギを抱っこする子どもたち。息子が2歳くらいのときに上野動物園で羊・山羊のふれあいゾーンに行ったことがあったけれど、息子はおっかなびっくりだった。娘の方が堂々としている。性格か、あるいは性別の違いか?


それから乗馬体験。息子は一人で、娘は妻と一緒に。更に、そのへんをトボトボ歩いているロバに触れ合う息子と、道端に落ちているウ○チを避けてタンポポやら石の採取に勤しむ娘。


ようやく日が出てきて暖かくなってきた。12時前にお昼を済ませ、お楽しみのアイスを頬張る家族。


お昼過ぎ、動物王国目指して車を走らせると、程なく子どもたちは睡眠へ。そりゃそうだ。早起きしてはしゃぎすぎだ。予定を切り上げて、渋滞の中ペンションを目指す。子供たちにとっては良い休憩時間になった模様。途中面白い庭の家を見つけたりしながら、ゆったりとペンション到着。早速ハンモックやらドングリやらで遊ぶ子どもたち。



宿のご主人は休憩中だったのだが、そこの娘さんと早速遊ぶ息子。この怖気づかなさは才能じゃないかな。すぐに家族で風呂に入ってしまい、土曜夕方恒例の「不思議の海のナディア」を見るころには外は雷雨に。


親子連れに人気の宿だけあって、食堂の一角が遊びスペースになってるなど、とても助かる。久しぶりにハートランドビールを飲んでお腹が一杯になった。


翌日も朝から子どもたちは元気!朝ごはんもそぞろに遊びだす。


宿のオーナーに教えてもらった迂回路で渋滞を回避し、那須どうぶつ王国へ。天気は微妙だったけれど、昨日に引き続き動物と触れ合う。




お昼ごろに雨が降りだしたので、車に乗って帰途。朝イチで買っておいた美味しいパンを頬張っていたら徐々に雷が。昨夜の雷を思い出して怖がる娘をなだめつつ車を走らせる。渋滞には合わなかったものの、高速ではすごい雷雨。そして雹。お陰で体は疲れていても、眠気は降臨せずに済んだ。


昨年に引き続き牧場や動物園で生き物と触れ合う家族旅行。子どもたちの成長をヒシヒシと感じつつ、ああ家族っぽいなあと改めて思ったり。息子も娘も楽しかったようで、充実したゴールデンウィークとなった模様で、妻と二人で肩をなでおろす。さて、次はどこへ行こうかな。