Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

目の前のハンディキャップ



本日は息子が所属するサッカー少年団も参加する小学4年生大会。我が白石サッカースポーツ少年団は、4年生が不在のため3年生主体のチーム構成。更に、3年生は7人、2年生が1人、1年生が1人ということで、8人制サッカーに出場するには必ず2年生か1年生が出場せざるを得ないという厳しい状況である。間違いなく出場選手最年少となる1年生の息子も出場だ。


小学生低学年程度のサッカーの場合、これはもうサッカーが上手いとか下手とかそういう次元じゃない。足が速い・キック力がある・体が大きい、といったスポーツ全般における優位性が如実に現れる。なので、4年生が不在な我がチームは著しく不利である。10歳あたりの1年間というのはとてつもない差で、体格は全く違うし走力もキック力もまるで歯が立たない。ましてや息子は1年生である。相手にならないと言っていい。


しかし、別な見方をすると、そういった体格差で試合をする機会というのは、これから先意外と少ないと思うのだ。4年生以上は各学年ごとに大会があるし、中学になれば自分の生まれた年と前後2年の違いしか無い。高校などで選抜されるチームの選手はもちろん体格的に優位に立っている子も多いだろうけれど、それくらいの年齢になれば努力で埋められることも多くなる。
そして、もしかすると日本を代表して欧米の選手と相まみえるとき、今のような体格差に改めて出会うのだ。


サッカー以外の世界を見ると、逆に最初からハンデがついている場合がほとんどだ。地理的優位性、経済的優位性、そういったものに立ち向かうケースというのは少なくない。


なので、今この体格差にどう立ち向かうか、どうすれば打開できるのか、を体で味わうことは貴重な機会だし、それは必ず今後のステップアップに良い影響を与えると考えている。
頑張れ!走れ!くらいつけ!その一瞬一瞬が明日への糧となるのだ!