Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

正月東京ランニング

あけましておめでとうございますー(・∀・)
毎年恒例の、正月東京詣でに行って参りました。今年は5日が日曜ということもあり、東京で会える面々の都合がつきやすかったためいつもより1日滞在を伸ばして3泊。しかも多摩センターのホテルに3連泊という、さすがに三度目となるとベテランの域ですなわっはっはという巧みな東京滞在計画だったわけです。まあ、帰ってきたのは5日の夜8時だったけども(;´∀`)


今回そんな風に日程的な余裕もあったので、初めて東京のまちなかを走ってみた。多摩センターのホテル発着で二日間、ともに4〜5キロ程度だったけれど、楽しくランニングできた。
3日の朝はホテル最寄りの多摩中央公園周回コース。これが急な坂道で上りに登って半周すると、次はまた下りに下るというクロスカントリー的なアップダウンコース。いや年末年始にサボってた上に餅やら酒やらで肥えに肥えた体にはしんどいコースでありました。ハカハカが止まらない。走る時刻が遅かったのもあり、白石と違って明るかったから走りやすかったけれど、散歩している人や通勤らしき人も結構いて、そしてタバコを吸いながら歩く人がチラホラ!ランニングには結構キツかった。
最後はパルテノン多摩の階段をダッシュ!してロッキー!と思ったけれど、やっぱりウォーキングやらランニングやら体操中の方がわらわらいらっしゃったので、恥ずかしくてできず。うーんこの臆病者めがー。

パルテノン多摩正面。この階段をちゃんちゃらちゃちゃーんちゃんちゃららーんという脳内音楽と共にダッシュ


翌4日の朝は、周回コースは飽きたので思い切ってペデストリアンデッキを降りて道路に出る。念のためSuicaをポケットに忍ばせておいたので、京王線沿線を走って辛かったら電車で帰るという計画を立て、一路多摩ニュータウン通りを西へ進む。しかし、多摩ニュータウン通りを走るのも何ともつまらないなーと思い、ぐいっと左へ旋回して南へ向かい、小田急線の唐木田駅へ向かうことにした。
ところがまた坂道!唐木田駅へずんずん登る。いやあ坂道の町だったよ多摩センター。やはりハカハカいいながら唐木田駅前に辿り着き、通勤中の人を横目に線路脇を下る下る。その後多摩センターにて再び多摩中央公園の上の方まで上りってからホテル前まで降りてきたのでした。ふう。


気温的には大分暖かく、白石のような死への恐怖を感じるほどの寒さではない。ただ僕の場合手袋をしないと指先はかじかむし、耳あてを付けないと耳も冷えて痛くなる。この辺は東京でも同じかな。走ると風を受けるからかな?何より嬉しいのは明るいこと。そして歩道と車道がくっきり分かれているので、ちゃんとコースを考えれば車や信号の影響を受けずに走れると思う。早朝でもそれなりに人がいることも、特に女性なんかには嬉しいことかもね。


走りながら、マンションやら戸建てやらコンビニやら看板やらを見て、ああこういう町が何十年か前につくられていったんだなあ、と感じた。出先でのランニングは、こういった感覚に浸れるのが何よりも楽しい。また次は違う町を走ってみたくなる。レースではなく、何気ない生活感のあるまちなかを走るのが良いんだよね。