Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

続・酒を想う〜ビール編

昨日の仙台デジタルマーケティングアソシエーションの研究会の話題は後日ということにして、ウサギを喰らい酒を想う - Hang In Thereに引き続き、お酒の話。

大学時代と比べて酒が抜けるまで時間がかかるようになってきた、という悲しい事実と、翌朝はきちんと起きて子どもの弁当やら朝飯やら幼稚園への送迎やらをやらねばならず、日本酒はなかなか飲めなくなってしまった。
焼酎は翌日が楽、と聞いて焼酎をずいぶん飲んではみたのだけれど、詳しい人が身近にいないせいかあまり銘柄とそれぞれの特徴を覚えられず、これは美味しい!という焼酎にも出会えずにいる。

そんなわけで、最近はもっぱらビール。
ビールはどんなお店にも大概は2〜3種類あって、気分によって飲む種類を変えられるし、何しろ覚えやすい。
お腹がいっぱいになることを除けば、世界中で飲まれているし、地ビールはそれぞれ個性豊かだし、ピラミッド建設現場でも飲まれていたくらいの長い歴史があるし、とにかく優秀なお酒だとは思うのだ。

昔からのお気に入りは「バドワイザー」。
今年元旦に行った白石のガーデンパブ・白樺さん(こちら参照)にバドの瓶があって、これがまた美味い!
昔はときどきコンビニなんかでも見つけたんだけど、残念ながら最近はあまり見かけなくなった。
たまに飲むと、やっぱり美味しいなあ、と思ってしまう。

クアーズ」にも一時期ハマりまして、これもバド以上になかなか売ってない。
仙台西多賀のやまやで大量に買ったりしたようなおぼろげな記憶に、クアーズの金色の缶がやけにリアルに思い出される。
たまに「ミラー」を飲んでも美味しいと感じたので、アメリカ三大ビールはどれもイケるというメリケンかぶれな私。

アメリカに行った時に、バドの本場セントルイスで飲んだ「バド・ドライ」も美味しかった。
僕が飲んだのはシルバーにグリーンの模様が入った細長いスタイニー缶だったんだけど、ググっても全然出てこない。
超限定品だったのかなあ。今や幻のお酒になってしまった。
アメリカでは、そのほか「サミュエル・アダムス」というビールにも出会えた。
このビールによって、日本では料理や"飲み会"のサブ的位置にしかならないビールが、主役にもなれるということに気付かされた。ビールのフルーティーな濃い味を存分に堪能できた。

日本のビールと言えば、最近出会った「ハートランドビール」。
ただやっぱり全然売ってない。悲しすぎる。
どこのコンビニでも比較的売ってる銘柄でいえば、「キリン一番搾り」かなあ。
ヱビス」も「プレミアムモルツ」も美味しいんだけど、なかなか手が出ない。
まあ、ほとんどは予算の都合で発泡酒やその他雑酒�とか買っちゃったりするので、なんだそれでいいじゃん、て言われればそれまでだけれども。

銀河高原ビール」は地ビールの中でも特に美味しかった記憶がある。でもやっぱり最近売ってない。あのフルーティな香りは、他のビールでは決して味わえない強い個性だったんだけどなあ。

他の大多数の業界と同じように、ビール・発泡酒業界も剥離多売でブランド名とか価格が大きな影響を持つんだろうな。結局は日本の大手メーカーがブランドと流通で勝ち組になる。何だかんだ言ってもキリンラガーとかアサヒスーパードライなんかが売れ線なんだろうし、安さで言えば発泡酒第三のビールが好調なんだろうし、企業側もそんなに売れないマニアックなビールに力を入れられないのも分かる。

でもどうせ酔うなら美味しく酔いたいし、"とりあえず"で頼むのがビールなんだったらやっぱり好みのビールを選びたい。

そんなわけで、仙台でビールがたくさん飲める店を探しまわりたいのだが、そんなことできる日はいつになるやら。