Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

K先生からの憂いビーム

下は白石市立白川中学校。内容とはちょっと違うけれど、これ撮ってたらトラックのおんちゃんに叱られる、33歳の男。

1/21(金)、学校周りをしている途中、ある学校で校長先生に呼び止められた。

K先生は、僕らが中学校の時に理科を教えてくれた先生で、生徒指導の先生でもあり、クラス担任などではなかったものの、かなり目立った先生だった。

特に印象深いのは、アメリカの話だ。どういった経緯だったのかは憶えていないが、K先生はしばらくアメリカで暮らしたことがあるらしく、かなり危険な思いをしたらしい。拳銃を突きつけられ、「動くな、身分証明書を見せろ」と言われたK先生。身分証明書を取り出す為に、手を下げて胸ポケットに手を入れると、、ドン!撃たれます、はい。胸から拳銃を出そうとしてると思われるんですね、だからアゴや視線で胸ポケットの位置を示すんですよ、というお話。

それから、物理における電流と磁界、力の向きについても力説してくれた。電流、磁界!電流、磁界、力!懐かしい。今でもフレミングの法則を憶えているのは、確実にK先生のおかげだ。そして柔道。柔道部の顧問として、全校集会で生徒指導部からの連絡をする際に、何度か見たような記憶がある。うわわわ、これは敵わない、大人しくしてよう、と、まんまとK先生にしてやられていたのは何を隠そう僕である。

現在、K先生は校長先生。我々の代のアルバムなどを見ることがあるらしい。今の生徒を比較して、K先生はこう語る。「君達の代に比べれば全然大人しいよね」・・・うーむ。これから僕らの代の卒業生を集めて合同の同年会をやろうと企画していたりするのだが、K先生にこう言われるとは何とも光栄だ。

そんなわけで、是非K先生がご在任中にこの同年会を成功させて、K先生にあっと驚いてもらうべく、今からソワソワしている。