Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

煙スペ

昨日は仙台で会議と研修会。
午前中の会議が思いのほか早く終わったので、会議室をお借りしてカタカタ仕事をしていたら、おおっと時間が!慌てて会場である東京エレクトロンホール宮城へ向かう。前の会議からかなり時間があって余裕だったハズなのに、人の多い一番町を避けて国分町通りをひたすら走る33歳。何をやってる33歳。もう足と肺はついてこないぞ。

息切れも整わずに会場へ入ると、うわっ、何だこの人の多さは。しかもほぼ全員男で、年上ばっかりだ。運良く最後尾の席が空いていたので着席する。走ったので暑い。それよりも足がだるい。これから始まる2時間半もの研修に対して、この疲れはかなりのウィークポイントだ。攻められたらひとたまりも無い。はっはっはっ、そのために途中走ってでもコンビニに寄ってチョコレートとガムを買ってきたのだジャキーン。



眠い。
とても眠い。
チョコ食べても、食べながら目が。
ガム噛みながら目が。

結局3時間、完全に敗北した。はあ。最後尾だとね!発表者の声も良く聞こえないし、スライドも見えないし、後ろから出たり入ったりする膀胱の小さな人たちが気になるし、仕方がないよね!言い訳してみる。
大変申し訳ない。はあ。

しかし、休憩時間の喫煙所にはビックリした。ものすごい煙だ。くそっ、催涙ガスとは敵も考えたものだな!

実は僕も喫煙者だったのだ。かれこれ6年半ほど前までは。その記憶からすると、確かに眠い時、喫煙所で1本吸ってリフレッシュ!リフレッシュ!気分爽快でルンルン復帰してた。
しかし今考えると、周りの非喫煙者にとってみれば全く逆なわけで、その臭いたるや、何がリフレッシュやねん!とツッコミを入れざるを得ず、また、体の血流量が減ったらますます眠くなるやんけ!というツッコミを入れていた方もいるかも知れない。
おそらくは、喫煙そのものよりは立って喫煙所まで行き、しばし仕事とは違うことを考え、あるいは同僚と話しをし、そんな時間が頭をリフレッシュ気分にトリップさせるわけだ。確かに喫煙所で貴重な話を聴けるときもあった。就職したての頃、当時の事業部長から喫煙所で貴重な訓示を受けた。それはそれで良い思い出。

社会全体が禁煙の方向に進む中、喫煙とは別にこんな形で

  • 仕事の途中で行っても自然なスペースで
  • ときどき同僚などと会えたりし
  • 職場とは違う話題ができて
  • ちょっとの時間仕事から離れて
  • しかも上司や他の人から白い目でも見られない

というのが職場にあっても良いのかも知れない。命名「煙スペ」

そんなわけで、実家が職場である僕は、どうにもこうにも眠いときに茶の間のコタツから呼ばれてる気がします。ああその誘惑たるや。早く職場に「煙スペ」をつくらなければ。