北の車窓から
蔵王と白石川が見える。
冬だ。
雪もそこかしこに残っている。
子どもがいて、家があり、生活がある。
まだまだ充分に若いけれど、以前ほど若くはない。
責任に縛られて苦しくなることもある。
素敵な音楽を聴いて、楽しくなることもある。
夢を見ている。
いつか辿り着こう。進む。
右足を出して、次に左足を出す。繰り返しだ。
思い出に助けられることがあっても、それだけでは生きられない。
思い出を創るのは今の僕なのだ。
そんなわけで、今はダンス・ダンス・ダンス。僕のステップ。
ちょっとズレているけれど、これが正常な僕のステップ。