Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

秋が来て本格化するもの

昨日は、本日10/1から始まる「たっぷり蔵王!キャンペーン」の参加メニュー発表会へ出席してきた。各種マスコミや雑誌の取材陣が場内を歩きまわり、高そうなデジタル一眼レフカメラやビデオカメラで撮影をし、県北などから来られた方をつかまえて根掘り葉掘りインタビューを行なっていた。対する僕は、美味しそうな匂いとよく知るお店の方の顔を見ながら何を食べようか品定めし、コンパクトデジタルカメラiPhoneでブログ用の写真をパチリと撮り、マスコミ関係者や主催のスタッフの方々と雑談するという、ミニコミ紙ならではの取材活動をさせていただいた。
どちらが良いかとかどうすべきかということではなくて、こういう立場の僕にしかできない味わい方を貫くことや、左脳ではなく右脳で感じようと心がけること、そして参加店やスタッフと同じ目線に立つことが何よりも大切だと思う。開催するまでにどんな苦労があったのか、やって良かったこと、正直失敗したこと。スタッフの熱い思い、現実の厳しさ。そういったものに、僕の関心は向いてしまう。すべからく、僕の創りだす文章はこういう視点になる。



最初から飛ばして炭水化物系を食した結果、お腹が一杯になりすぎて少し気持ち悪くなる始末。ダメだ。僕は取材活動には向かない。どちらかというと街角ブロガーだ。真剣にやればやるほどネタになる。


さて、10月。本格的な秋がやってきた。実りの秋。今年はそれが、「風評被害」なる見えない敵との戦いも本格化することを意味している。蔵王町がまちをあげて取り組むキャンペーンが、その見えない壁に風穴を空けるのか。僕らはどうやってそれを応援することができるのか。