Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

58はどんな僕だ





上の写真は、娘が僕のiPhone4Sで撮影した写真である。彼女は既にホームボタンの二度押しをマスターしており、カメラを起動して撮影したわけだ。で、実はロックを解除することもマスター済み。パスコードは教えていないのでホーム画面には到達しないのだが、いやいやそんなに適当に番号入力したら、端末がロックしちゃうよう!(*_*; 困ったことになったぞ。恐るべしデジタルネイティブ


この子たちが壮年期を迎えた時、少なくともIT環境はどのようになっているかを想像しようと試みるだけで恐ろしい。全く予想できない自分に気づいてしまうからだ。PCが各家庭に普及し、職場では1人1台のPCが標準的と言われ、インターネット上に様々なサービスが誕生する時代になって、せいぜい15年だ。15年の間に、フロッピーが主体でHDDが600MBとかそんな時代から、こんな小さな端末ですら当時のどんなコンシューマ向けPCよりも高性能な時代になってしまった。うおー。おっかねえ。あと25年とか過ぎたら一体どんな風になってしまうのだろう。楽しみでもあるけれど、全く予測できないのは結構怖いものだ。


そして、少し離れてから今を見たら、いったいどんな風に見えるのだろう。IT環境だけじゃない。震災からの復興に向けて、僕らは果たして正しい道を歩んでいるのだろうか。もっと優先して手を付けなければいけないものに、気づいていないんじゃないだろうか。
25年後、僕は58歳。きっと年金なんてアテにならないだろうから、まだまだ働かねばならないのだろう。よしよし。25年後の谷津直樹よ。君は幸せにやっておるか?僕は、昨日入籍して7年を迎え、2人の子どもたちと暮らしており、とても幸せだぞ。どうだ?