Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

帰ってきたのは

昨夜は息子と二人、狭いベッドにくっついて寝た。僕としては、久しぶりに娘がいない静かな夜に、一人で優雅な眠りにつきたかったのだが、息子がどうしても一緒に寝たいとせがんだからだ。確かに、妻と娘の二人がいないと随分家の中が静かになってしまい、息子もどこか寂しい気持ちだったのかも知れない。昨夜は外食して銭湯に行ったのが、偶然にも「いつもと同じ生活をしてるのに、メンバーが足りないと寂しく感じる」という現象をうまく避けていたことが分かる。寝る段になって、いつもと同じ行動に何か物足りなさを感じたのだろう。


で、本日、妻と娘が帰ってきた。妻は昨夜あまり眠れなかったらしく、大分疲れている。娘も疲れていたようだが、帰りの車と、昼から夕方まで実に3時間の睡眠のおかげで、絶好調だ。妻が寝かしつけに難儀しているらしく、寝室からの声が途切れない。騒がしさが戻ってきた。これがまた疲れることではあるけれど、「おやすみなさい」と言いに父親のところへやって来て、何故か90度腰を曲げてゆっくりとお辞儀する様子を見ると、愛らしくてたまらない。面倒さも全部ひっくるめて家族。さて、ブログもこのへんにして、寝室に妻の手助けにでも行きましょうか。