Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

やる気サポート

http://youpouch.com/2011/10/12/090038/


こういった話を良く聴く。子どもを褒めてあげる際に、その結果ではなくプロセスに対して評価するべきだという話だ。で、僕もそれを意識して息子と話すのだが、これがなかなか難しい。


というのも、小学1年生くらいだとそんなに努力らしい努力をするわけでもなく、その子が元々得意だったことがそのまま秀でてるケースがある。学校や友だちとの間で、そんな得意な点を発揮できるときがあって、たまたまうまくいく場合もある。本人にとってはとても嬉しいことだし、親としても是非褒めてあげたい。しかしなあ、プロセスが無いっちゃあ無い場合もあって、結果を褒める以外に褒め方を探るのが難しいときがある。
例えば息子は比較的平仮名を上手に書く。先生に褒められることもあるらしくて、本人も得意気だ。これは、もちろん多少は頑張ったのだろうが、元来の細かい性格が効果を発揮し、集中して書いた結果だろうとも思う。なので、「頑張って書いたね〜」「一生懸命書いてるのが良く分かるよー」などと褒めもするんだけれど、どうにもプロセスを褒めてるのとはイマイチ違うような気がしてならない。


少し不得意なことに取り組ませるというのも手だとは思う。本人が少し頑張ってみて、それを親が評価してあげて、本人のやる気の維持をサポートしてあげる。そうすることで、目的に対して前向きに取り組むプロセスを体験させることができるし、それに自信が持てれば様々なことにチャレンジする意欲に繋がると思う。


ただ、小学校低学年程度であれば、本人が得意で楽しいことの方がやりたいに決まってる。だから、あまり無理せず楽しいことを存分にやって欲しいとも思う。その方が精神的な面では健康的ではある気もする。その分、親が褒めてあげるときに少し工夫というか、視点を広げてみることが大切だ。結果ではなく、プロセスあるいは取り組む姿勢や意欲という面を評価してあげる。


いやあ、そんなふうにあれこれ考える僕を誰か褒めるといいんじゃないかなあ!(TдT)