Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

心はソウルかつオブジェクト


色々な理由で心が疲れてしまうことがあり、どうにか回復したいと様々な方法を考えてみる。結局のところ、景色や絵画などを見たり、音楽などを聞いたり、美味しいものを食べてみたり、体を動かしてみたり、誰かとたくさん喋ってみたり、そうした5感に基づくような行動が、心を回復する一助になることが多そうだ。


不思議な話だ。心の疲れが、その外側にある外的な刺激によって和らぐ。実は、心は魂のように体に宿っている非物質的なものではなく、内蔵のように物質的に体の中に存在しているのかもしれない。心という物質が疲れることで、体という物体が病気に侵され、時には命まで失ってしまう。


さあ、歩いて、走って、書いて、叩いて、話して、持って、拭いたりこすったりしよう。淡々と、淡々と。