Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

気持ちのバランス

為末大著「走る哲学」扶桑社新書より

「やるべきだからやると思っている人は休めない。基準が自分でないから休むことは罪だと思っている。だから休めない。やりたいからやっている人は休める。自分がやりたいという気持ちを何より大事にしている。だから休める。前者はすり切れる、後者は生き生きしていく」

この言葉を2週間ほど前に見てから、自分が休めない現実と、「やりたいこと」と「やるべきこと」の基準についてずっと考えてきた。まだまだ言葉にはならないけれど、今の自分を少しだけ客観的に見れるようになったような気がする。


一方、こうも言える気がする。
「やるべきだからやると思ってる人は、他人から必要とされたことから出発しているのに対し、やりたいからやってる人は、時に他人から必要とされているかが不安になる」
どっちがいいのか分からない。


為末大ツイッターでこうも語っている。

【まとめ】結局、人の期待を人は振り切れないのだから、意識的に距離を取ってバランスする事。人間の中にはコップがあってそれが満たされている間は突き進めて、枯れると迷う。上手に自分のコップを満たす方法を自分なりに探すのが大事だと僕は思う。


確かにバランスが大切だ。