思いがけない親子サッカー
月曜の夜、息子と一緒にサッカーをした。
毎週月曜の夜7時から、息子が入っているサッカー少年団の子どもたちとその親たちの有志での練習会があり、市内の体育館を借りてミニゲームなどでワイワイサッカーをしている。いつもは息子を送り届けて一旦自宅へ戻り、食事やら入浴の準備やらを済ませて迎えに馳せ参じるだけだった。親の中には、小中学校時代の僕の同級生やサッカー部の先輩などがおり、ありがたいことに毎回のように誘われるので、いずれ参加したいなあ〜とは思っていた。来週以降は選挙やら何やらで忙しくなるので、まあ今年も最後かも知れないし、ということで思い切って参加してみたのだった。
親も混ぜて20人ばかりが集まる。親も、サッカー経験者もいればそうでない人もいるし、子どもたちも小学6年生から1年生までいるし、サッカースキルも体の大きさもバラバラだ。それをうまいこと3チームに分けて5分のミニゲームを延々繰り返す。息子とは違うチームになった。低学年の子をサポートしつつボールに触れるように気を配りつつ、自分の動きを見せることで少しでも何かを覚えてくれればと思って動いていると、ひたすら疲れる。3試合もすればすぐ息が上がった。いやいや体力の低下は酷いものだなあ。
息子ももちろん一所懸命に走っていた。さすがに1年生なので、あまりボールは回ってこないし、それほどウマい!となるようなプレイを見せることなどできない。でも、ボールが来なくても必死に走り回り、例え取ることはできなくても懸命にボールを追いかけていた。そしてひょんなタイミングで、ゴール前にいた息子のところにボールが転がり、体で押し込んだ息子は1点を決めたのだった。
息子と一緒に本気でサッカーをする日が来るなんて、想像もしていなかった。
みんな必死に、そして楽しくサッカーをしている中、不謹慎にも僕は一人、感動してしまっていたのだった。
そして、1日空けて本日筋肉痛と。(お約束)