Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

産業革命・イノベーション・技術革新

つい最近、我がお店に新しい機械を1台導入。更に、当店の作業に対しては革新的なものとなる機械を一週間レンタルで導入してみた。
いやあ産業革命である。イノベーションである。技術革新である。すごかった。いやレンタルが今日までなんですけどね。
実際この機械を本格導入したら、仕事が根本から変わる可能性がある。作業の段取りや流れもそうだけれど、作業人員の確保や新人の習熟に対する考え方などに大きな影響を及ぼすので、仕事に対する概念も変えてしまう可能性すらあるような気がする。良いか悪いかは別の話。
レンタルした機械ほどではないにせよ、購入した機械もやや仕事に対する考えを変えてくれた。これまで「速さ」「丁寧さ」を重視していた作業が、「丁寧さ」とある程度の「速さ」を維持しつつ、作業人員の「体へのいたわり」を加えることとなった。これもまた、考え方の変換だ。


どうしようもなく少子高齢化なので、その対策は進めなくちゃいけない。新しい技術を導入することもひとつ。作業の要領を変えることもひとつ。ところが、変えるべき作業の従事者も高齢者なので、ずっと慣れてきたソフト面を変化することはなかなか骨が折れることなのだ。
なので、ドドーンとマシンが入るのはかなりのインパクトがあり、還暦を過ぎた皆さんでも「ああ時代は変わってるし、仕事も変わるんだなあ、仕方ないよねウンウン」とすんなり納得してくれる。機械の能力もさることながら、そういう年配の方に与える精神的な影響に恐れ入ってしまった。すごいなあと。


まだこの機械を本格導入するかどうかや、導入するならいつどこにということが全く決まっていないけれど、このレンタル期間のインパクトは絶大だと思う。これからじゃあ仕事はどうなっていくのか。どう変わらなければならないのか。自分はどうするのか。それをみんなに問うたことは間違いない。
それこそがやっぱり革命なんだよなあーとしみじみ。