Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

またカモメでも眺めよう

一昨日は仕事で塩釜へ。


学生の時、塩釜神社に初詣に来て以来の、実に十数年ぶりの塩釜である。初詣の記憶を頼りに駅を出て歩いていたら、しばらくして目的地とは反対側に出てしまっていたことに気づき、慌てて45号線を海手の方へ戻る戻る。
マリンゲート塩釜でお土産でも買おうかと思って港へ。昼はソイジョイだけで済まそうと思っていたけれど、ここまで来たからには復興市場で海鮮でも、と食堂で日替わり定食(・∀・)

美味。


食後はまたテクテク歩いてマリンゲート塩釜でお土産を購入。まだ時間に余裕があったので3階に上り、デッキの上で船をボーっと眺めた。すると、港にそびえるポール?の上に、カモメだかウミネコだかが群がって休んでる。

↑この、船着場あたりにある4本の柱のやつ。(この写真はWikipediaのやつです)


カモメは微動だにしない。眠っているのか、あるいは海やら僕らやらを眺めているのか、のんびりとしていた。童謡「カモメの水兵さん」を思い出した。白い帽子白い足白い服。波には揺られてないけどね。女川のイーガーはウミネコだったか。カモメって種類違うのかな。
ちょっとだけカモメが羨ましかった。明日の餌も不安定な生活だろうに、こんなにのんびりできるなんてね。僕はこれから仕事だから、またテクテク歩かないと。じゃあまたね。階段を降りて、会場へ向かった。テクテクテク。おかげで右足には二箇所も靴擦れができてしまった。
また塩釜に来て、またカモメでも眺めようと思った。