Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

むしろ毎日走らせてもらいたい

あいも変わらず毎日走っている。時には3kmも走らない日もあれば、思い切って9km近く走る日もある。もちろん、酷い雨のときや体調を崩したときは無理しないつもりだ。ところが、うまいこと昼に晴れたり、昼ごろには体調も回復していたりするので、毎日のランニングができてしまっているのだ。


そんなことを話すと、色々な人から「毎日走らなくてもいいんじゃ?」という助言をいただく。確かに足への負担を考えれば、別に毎日走る必要は無く、むしろ計画的に休足日を設けることで継続できる環境を整えることができるという面もある。それは理解しているつもりだ。でも走る。走りたくてウズウズするのだ。


はじめは、中学時代にある先生から指導された「1日休むとその分を取り戻すのに3日かかる」という言葉の影響による強迫観念ではないか、と思っていた。でも、走る前のウズウズ感からすると、どうも強迫観念とは違うらしい。どうやら、外部からの影響をほとんど遮断して孤独の中黙々と走ることが、自分の心を柔らかくし、鬱積した感情を開放し、新しい活力源を掘り起こすことになっているらしい。要するに、気持ちがリラックスできる大切な時間になってきているのだった。
少し前は、それが夜な夜なの酒だったりした。今は早朝や昼休みのランニングに取って代わっている。良いことじゃないか。


なので、むしろ毎日走らせてもらいたいという気持ちなのだ。心身の健康のためには、走ることが欠かせなくなってきている。特に精神的にはものすごく助かっている。ランニングにそんな効用があるなんて考えもしなかった。
明日も走る!