Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

アイ・キャン・フラーイ!

ランニングのときは音楽を聴いてる。iPhoneは写真データが多すぎて空き容量が少なくなってきていたので、音楽はそれほど入れてなかったのだが、ランニング用として改めてドカンと入れてみた。しかもランニングしながら気分が乗れるということで邦楽がメイン。ユニコーンとか玉置浩二とかアジカンとかスネオヘアーとかくるりとか、どちらかと言うと渋いチョイスだ。


しばらくはそんな感じで好きな曲をランダムに聴いていたのだが、どうもランニングに合う曲とそうでない曲があると今更分かってきた。玉置浩二の「メロディー」とか超名曲だけど、どうも走る気力が失せる。スピッツの「Y」とかもめっちゃ良い曲だけど、走るのをやめて空を仰ぎたくなる。
くるりの「ロックンロール」とか、ユニコーンの「スターな男」とかはめっちゃ合う。楽しげなランニングタイムに豹変して、つい疲れを忘れてしまう。足が前へ前へと出る感じ。走りながら歌いたくなってしまう。


そんな中、ランニングにピッタリな曲なのに、危険な曲も見つけた。スーパーカーの「Strobolights」である。

そう。知る人ぞ知る映画「ピンポン」で使われた曲である。しかも、少々ネタバレであるが、主人公のペコが必死になるシーンの曲なのだ。映画を観たことのある人ならば、この曲を聴けば不思議と階段を登りたくなるに違いない(大げさw)。
この曲は危険だ。ペースが上がる上がる。息切れしてもどうってことない。アイ・キャン・フラーイ!と叫んでしまうこと請け合いである。そして曲が終わった途端、とてつもなく消耗していることに気づく。完全なオーバーペースなのだ。はあはあ。
今日なんかは、5kmのタイムアタックをしていたらラスト500mくらいでこの曲が始まって神様酷いと思った。ラストスパートがキツい。キツいけどアイキャンフラーイ!である。ワオーーー!ということで、結構なベストタイムにはなったんだけど、ドーピングを使った感がある。


でも明日も聴きつつ走る!