Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

見事完走

昨日は「伊達ももの里マラソン大会」!
見事完走し、目標の50分をクリア〜。やった〜〜。嬉しいーー(*^_^*)



実に3500人ものエントリーがあったらしくて、スタート時は大混雑。道中も常に周りに人がいるような状況で、抜きつ抜かれつ、隣の選手の息遣いを感じつつのレース。なので、スタートの号砲が鳴ってから実際にスタートゲートをくぐるまでに時間がかかっていたため、記録が2つあるわけです。「ネットタイム」というのが、実際スタートゲートをくぐってからゴールゲートをくぐるまでの計測時間。
いやあしかし道中はかなりキツかった。何しろ気温は30℃を超えているので暑い暑い。なので、特に後半は大幅なペースダウンが予想された。従ってできる限り序盤に貯金を作っておきたかったのだけど、スタート直後はとにかく人混みが激しくて、予想通りペースがあげられない。500mを過ぎたあたりから徐々に人と人の間に隙間ができてきたので、左右にかわしつつ徐々にスピードアップ。1km手前にある橋の上りで周りがペースダウンしたので一気に前に出て、何とかペースを確保。最初の1kmは4分50秒ちょっとでクリアした。そこからペースアップ。4km地点あたりまでは1kmあたり4分30秒〜40秒あたりで快適に飛ばす。特に上り坂になると周りがペースダウンするので、前の人をパスして走りやすいスペースを確保。上りで交わして下りで息切れを抜く、を繰り返す。
折り返しあたりで体温が上がってきてキツくなってくる。5kmの通過タイムは24分05秒前後だった。ここから後半にかけてペースが落ちることを考えると余裕が無い。ここはふんばろうと、7km地点あたりまで踏ん張って4分40秒を切って走る。後は耐えるのみだ。5分程度で走ればまず50分は切れるだろうと若干のペースダウン。給水を取り、スポンジやシャワーのサービスを利用して体を冷やす。スパートをかけてきた人にどんどん抜かれる。逆に歩き出しちゃう人などもいてどんどん抜かす。平坦になってゴールが見えてくるが、そこからの1kmちょっとが本当の地獄だ。足が重いし息切れはキツいし、暑くて暑くて気が狂いそうだ。だが止まっちゃダメだ、走り切ろうとの一心でゴールを目指す。
ゴール後はフラフラだった。完走賞のスポーツドリンクを受け取ると、500mlを一気に飲んだ。駐車場にへたり込む。時計を見れば48分06秒。50分を切れたことにホッとする。そして、5km通過とほぼ同じようなタイムで後半頑張れたことに嬉しさを感じる。
高校以来、実に18年ぶりに走り始めて3ヶ月半。何とかやれたなあーと達成感を体中に感じた。


と、いうことで、今回の反省点を備忘録。
◯良かった点

  • 上り坂に強み

 アップダウンのあるコースを走っていた成果だと思うんだけど、どうも僕は上りと下りで結構走り方を変えているらしい。具体的には、上りではストライドを短くしてピッチを早める。下りは逆にストライドを延ばしてピッチを遅くする。そうすることで、使う筋肉を変えて疲労を調節し、ペースを落とさずに走る方法を取っている。ところが、どうも周りの人は上りでペースダウンしてしまう傾向にあるようだ。なので上りでかなりの人を抜かした。それによって走りやすいスペースを確保したり、給水に入りやすくなる。上りに強くなるのはメリットが大きいと思った

  • 通過タイムを想定した練習

 1km5分を基準として、序盤にどれだけ貯金を蓄えられるかというレースプランを立てた上で、1kmあたり4分30秒程度のハイペースをなるべく続けられるような練習をしてきた。なので、時計で1kmずつラップタイムを計測するだけではなく、中間地点でも今のペースがどの程度なのかを何となく感じることができた。なので、次の1kmはどう走るべきかを常に考えることができたし、自分を鼓舞することもできた。
◯今後の課題

  • 給水が下手

 10km程度であれば給水なしでも大丈夫かと思っていたけれど、既に2km地点あたりで喉の渇きを覚えてしまっていた。周りに人が多いので風がほとんど当たらないし、体感温度も高いような気がする。発汗量が予想以上だった。なので上手に給水を取るべき。スポンジは楽だったけど全ての場所にスポンジが用意されているわけじゃなかったので、紙コップでの給水に熟達すべき。首元や手に水をかけて冷やすのは良いとしても、靴まで濡れると走りにくくなるし、その辺も気にしたい。

  • スタミナが無い

 やっぱり最後はヘロヘロになってしまった。スピードを維持する力が足りない証拠だと思う。これはとにかく走り続けて、長い距離をこなす以外無い。圧倒的な練習不足なのだ。これはこれからコツコツやっていくしかない。18年のブランクは一番ここが大きい。

  • 膝が痛い!

 走り終わってから、左膝が急激に痛くなった。クールダウンとして少し走ってみたりストレッチをしてみたけれどダメ。冷却・鎮痛の塗り薬を塗り、自宅で2〜3時間横になってようやく回復した。それでも夜寝る時は左右に曲げると痛みを感じてしまう。ここは時限爆弾かも知れない。長期的に見守っていかねば。

  • 暑さ対策は急務

 まず帽子は必要。そしてサングラスも準備すべき。見た目に暑いのは体力を奪いそうだ。尚且つ、当日は日焼け止めクリームを塗るべきだろう。日光による体力の消耗も激しい。そしてシャツも、できればランニングにしたい。肩が出てるのは大分冷却に影響がありそうだ。


苦しかったけれど、楽しかった。達成感は半端ない。誘ってくれた面々に、深く感謝を述べる次第である。
ただ、これからしばらくはマラソン大会への出場はお休みしようかなと思う。元々の目標は「息子と本気サッカー」なので、サッカーの練習にしばらくシフトしたい。もちろんランニングは続けるけどね。次の目標は来年の仙台ハーフかな!次は20kmなので練習方法も変わってくるだろうけど、暑さとは違う相手と戦うことになるだろうし、とても楽しみ。
ということで、マラソン大会よアディオス。