Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

観測史上最大の大雪と、インフルエンザ

大雪で配達に大幅な遅れが発生。あるいはお届けできず翌日や翌々日に配達となってしまったお宅も多数あり、大変ご迷惑をお掛けいたしました。申し訳ありませんでした。


まず国道4号線が大渋滞。しかも待てばいつかは進むというものでは無く、全く動かないという、前代未聞の渋滞であった。迂回路は大雪により進めない状況。無理に進んでも車がスタックしてしまう。迂回路以外にも除雪が進まなければ車が入れない箇所が多く、そういったところは車を停めて歩くか、除雪を待って配達するしかない。しかし、白石市内の多くの人が経験したように、除雪が一向に進まない。待てど暮らせど除雪車はやってこず、住民自らの手で何とか歩道を確保するのが精一杯の状況であった。


なので、できる限り徒歩での配達を余儀なくされる。もちろん車を使うのに比べて著しく時間がかかる。しかも間が悪いことに社内にインフルエンザが流行してしまって、朝作業スタッフの実に3分の1が欠勤という状況だったもので、人員が少なかったのだ。新聞が店に到着するのも大幅に遅れたため、日中の仕事の都合で配達できないスタッフも多く、またこの雪で自宅から出られない、あるいは出てもすぐスタックしてしまったスタッフも多数。残ったメンバーで懸命に歩いて配達したが、それも限界があった。


3年前の震災とはまた状況は違うけれども、タイプの違った大災害であったことは確か。こういった非常事態こそ、臨機応変が求められるんだなあと心底思った。
まだまだ雪が残ってる。早く雪が溶けるといいなあ。そしてもう降らないで欲しい(切実)