Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

王様の耳はロバの耳ー!

12/31にブログを始めて以降、目に見えてツイッターのツイート数が減っている。予想通りである。
そもそもブログを始めようかな、と思ったのは、ツイッターが原因なのだ。

大学時代、主にネタを中心としたブログ(当時はテキスト系サイトと呼んだ)をつくっていたことがある。
ところが、修論や就職が間に挟まったとはいえ、半年程度で更新はストップしてしまった。
もともと筆まめではないし、飽きっぽい性格。よっぽど明確な意図が無い限り、ブログもすぐ止めてしまうんじゃないか、と思っていた。

この年末年始、妻が子どもを連れて帰省してから、とてもツイート数が増えた。一人でいると、色々と考えるし十分な時間があるから引っ切り無しに書き込んでいた。
もともと、ツイートが長文になる傾向がある。思いが溢れてくると、とても140字では収まらず、ついつい複数のツイートに渡って気持ちを吐き出すことになる。

じゃあ、そんな気持ちをブログにしたら良いんじゃないか。
読んでくれる人にどう思われるとかどう面白がってもらうとかではなく、140字では収まらない気持ちをただ記せばいいんじゃないか。
ツイッターと同じように、ただただ思いを吐き出せばいいんじゃないか。
そう思ったら、ブログを始めることに何の抵抗も感じなかった。

現に、このブログは今のところほぼ完全に孤立している。
ツイッターのプロフィールにURLを設定してもいないし、更新情報をツイートしたりもしていない。
このブログを観ているのは、偶然検索で引っかかったとか、偶然更新情報をウェブリブログのトップで発見したとか、そんな人たちのはずなのだ。

つまり、このブログはただの森の木の"うろ"だ。
王様の秘密を知った床屋が自分の心を吐き出した場所だ。
僕に必要なのは、「必ず誰かに見られている」という場所ではなく、「誰かが見ているかも知れない」という場所に自分の気持ちを吐き出すことだったのだ。

まあ全然続かずにすぐ閉鎖してしまうかも知れないけれど、ともかく今はここに書くことが楽しい。
140字を超えて十分に表現できることがとても自由ですがすがしい。