Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

寒風公園考

子どもは公園が好きだ。間違いない。

昨日は、雪が残る中、大河原フォルテ・中核病院の近くにある公園で息子と遊んだ。

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ご覧いただければ、雪の残る地面に冷たさを感じていただけるだろう。
子どもは何だってこんな寒い中、しかも冷たい遊具に登って遊ぶのか。

ウチの子だけかなあ。しかもウチの息子の遊びは年々、いや日々危険度を増している。
普通の階段やハシゴを登るのはやるとしても、道無き道を行くというか、型にはまらないというか、多分その遊具はそういう風に遊ぶ用にはつくられていないぞっ!と叫んでしまうような遊び方をする。
しかも、こちらが怖がれば怖がるほど嬉しそうに果敢にチャレンジする。
たまに失敗して落ちたりぶつかったりするのだが、全くめげない。
しかも鼻水デロデロだし、「帰るよー」と言っても全然聞かない。聞けよー。おーい。
高所恐怖症で高いところに登れない父親としては、全くついていけないのである。
東京にいた頃、1〜2歳くらいから既にそういう傾向あったな。
親を無視してドンドン行く。でかい滑り台を一人で滑る!と言った時は、「危ないからダメ」と喧嘩したこともあったけど。
頼もしいといえば頼もしいのだけれど、怪我だけ心配だなあ。

とかいいつつ、昨年の3月にはブランコから飛び降りて鉄柵に激突、上の前歯二本を折った息子。
休日当番医に連れていく間、血まみれの口をタオルで押さえる息子。
医者では内側に折れた前歯をグイっと前に戻す荒治療を施された息子。
その間、一切涙もこぼさず、弱音も吐かない息子。
どうなってるんだ。

息子を動かしている衝動の一つは、達成感だと思う。
みんなができていないことを、できたときの喜び。
チャレンジしなきゃ何もできないことを良く分かっている。
そして遊具を使った大概の遊びは、果敢なチャレンジ精神があれば達成できるものなのだ。
そうやって自分に自身を持ち、また新しいことにチャレンジしたくなる気持ちを育てる。
それが、公園にある遊具の大きな役割だと思う。

そんなわけで、息子と僕はこのあたりで公園を見つけては手当たり次第にチャレンジしてます。
いつか、この近くに住む方々に向けて、公園レポートでも届けてみたい、そんな風にも考えてます。

あ、でも高いの禁止で。(怖)