Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

アルくん笑う

息子が生まれた時に、大学時代の友人である小林君からいただいたオモチャがこれ→
学べるおもちゃリープフロッグ~英語が楽しく学べる幼児・子供向け知育玩具

対象年齢1歳〜だし、もともと生まれたての息子にはちょっと難しかったのだが、残念ながらその後も息子はあまり興味を示さなかった。
まあ、早めに英語に触れた方がいい!とか考えてる親ではないし(むしろ日本語を先に学ぶべきだろう派)、色々な音楽が聴けるだけでもいいかな、と思ってそれなりに楽しんでいた。

一方、もうすぐ9カ月になる娘は、息子に比べると断然このアルファベット・フレンドに興味を持っており、色々といじっては楽しんでいる。
良かった良かった。ありがとう小林君。小林君元気?年賀状ありがとねー。

と、昨日、妻がこのアルファベット・フレンド(面倒なのでこれ以降は「アル」と呼ぶ)から、奇妙な笑い声を聴いた。英語の発音とも、音楽とも違う、ウヒャヒャという笑い声である。不思議に思った妻は、色々なボタン・スイッチを試してみたらしい。しかし、考えうるどんな操作をしても、その奇妙な笑い声は再現できなかった。

今朝、その話を聞いた息子がアルをいじる。そして

「ウヒャヒャヒャヒャ」

出たー!

妻感激。息子ニンマリ。僕驚愕。
息子は既成概念を取っ払い、「A」と「Z」を同時に押すという裏ワザを発見したのだった。もちろん運もあるだろうが、その素朴な発想にはいつも驚かされる。まったく、親の顔がみてみたい。

そんなわけで、アルくんはすっかりオモチャ群でその地位を不動のものとし、明日もきっとウヒャヒャと笑うのだ。親と兄貴のオモチャとして。