Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

例えばアゴを見せつけることです

3/2(水)、こちらに参加してきた。
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講師は、渡辺一馬さん。僕と同い年であり、且つ隣町出身という人物である。経営されている株式会社デュナミスの話を通じて、ソーシャルビジネスやコミュニティビジネスについての講演をしていただいた。とても分かりやすい。具体例が絶妙だし、適度に脱線しながらソーシャルビジネスにまつわる様々な視点を紹介してくれる。久々に実のある講演を聴いたような気がした。渡辺さんに感謝。


講演のあと、場は当SDMA(仙台デジタルマーケティングアソシエーション)の今後の活動についての議論になった。渡辺さんは自然にファシリテーターへとメタモルフォーゼし、我々の議論を加速させ、あるいは深くさせる。やるな角田高校出身。さすがは我らが白石高校のライバルである。


こういった方であるから、仙台ソーシャルビジネス界(ただいま勝手に命名)におけるハブ的立場にいるのもうなずける。実際、渡辺さんと僕の繋がりにも何本かの経路が存在しており、「初めまして」というよりは「あのアレでいつもお世話になってます」なのだ。


多分、ソーシャルネットワークがもっと普及して身近になってくると、「別な繋がり」が増えてくると思う。直接面会する前に、既に相手の考えや性格をある程度把握してしまっている場合も多い。こうなると、初対面でも緊張感は少ないし、よりテーマに沿った議論に集中しやすくなる。お互い忙しければそれだけ、リアルな場所と時間を共有するというのは限られてしまうわけで、より効率的に時間を割けることに繋がるのだろう。
まだわずか4〜5回ほどしか会っていないメンバーがそれぞれ自分の意見を出せる空間になったのも、ソーシャルネットワークの力が大きく作用していたのは間違いない。


渡辺さんも言っていたけれど、ソーシャルネットワーク上あるいはソーシャルビジネス界において共感を得るためにまず必要なことは、自らをさらけ出すことだ。自分に壁をつくれば、相手も壁をつくってしまう。まずは自分を知ってもらって、しかるべき後に相手を知れば良いのだ。
そんなこと言っても、なかなか自分をさらけ出すのは難しい。僕だって今も苦労している。どうしても格好良く見られたいと思ってしまうからだ。ブログは、自分公開への一つのアプローチだ。もちろんTwitterFacebookもアプローチだけれど、ブログほど自分の内面を深くえぐるものは無い。


そんなわけで、今日も自分の考えをつらつらと書き綴っている。一行目を書き出したときに考えていたテーマとはまるで違ったテーマになってしまったことに、驚きもしつつ、何故か楽しさを覚えてしまっている。ていうか、みんな僕のアゴを覗き過ぎ。当日のブログに、少し大げさに書いたのが悪いのだけれど、みんな見てくれてありがとう!アゴ気をつけるよ!