2011-04-30 深甚 復興へ 風雪と凍える寒さに耐え、山肌に立つ一本の樹のような 照りつける太陽と絶え間ない波しぶきに耐え、表情一つ変えない岩石のような 何もない誰もいない真空の中で、自らを燃やし続ける恒星のような 数え切れないほどのタイヤが頭を削り、それでも大地を離さないアスファルトのような いつもにこやかに笑い 泣く人あればそっと寄り添い 怒る人あればじっと聞いてあげ 笑う人あれば一緒に楽しみ 夢を持ち あきらめず 逆境の中に活路を見出そうと努め 誰かを幸せにすることを誇りに思う そんな強さを僕は持ちたい