つい声が漏れ出るほど美しかった。
平泉のインターから東北自動車道に乗り少し南下したあたりだろうか。右手に岩手山と雄大な覆う山脈が立ち並んでいた。頂に雪を乗せ、車の右側の視界全体を覆うような裾野が道路のすぐそこまで続いているようだった。
運転しながらだったので写真に収められなかったのが残念だ。
小岩井農場から望む岩手山
こちらも小岩井農場から
松尾八幡平あたりから見える岩手山
山は美しい。海もきっと美しい。花も水も動物も、自然の多くは美しいものだ。しかし、自然は一瞬にして多くの人の命を奪う刃ともなる。愛すべきものであるが、同時に畏れるものでもある。少なくとも、人間が制御しようなどとは思ってはいけないものだ。