Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

僕たちがなくしていくこと

黒人、白人とよばれる人たちの間で、大きなさわぎがおきている。
今、日本だけでなく、世界各国で差別をなくす運動が行なわれているが、アメリカではなかなか解決せず、最近では、裁判の不公平がきっかけで、大きな暴動が発生している。
今世界は競争社会になってきたので、様々な職業や人間が存在するようになった。物事の考え方や表し方なども様々だ。しかし、人間は人間でみんな同じだと思う。差別はあってはいけないと思う。これから21世紀になり、自然破壊や地球の温暖化などで地球はますます住みにくい星になっていくと思う。
これから僕も大人になっていく。僕らが差別や考え方の違いをなくし、そして、住みよい地球をつくっていかなければいけないと思う。将来、僕はこんなふうに地球をかえていけるような人間になりたいと思う。
しかし、この問題は、すぐに直せるものではないと思う。直せることができないのだったら、直すきっかけでもつくりたい。そのきっかけもつくれないのだったら、世の中の人たちに、少しでも僕の考えを分かってもらえるようにしたい。

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中学校の卒業文集より。18年前、15歳の僕の文章だ。
ああ、何も変わってないなあ、としみじみ。