Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

息子Favoriteランキング

満6歳の息子の好きなもの。


折り紙。だいぶ難しそうな折り紙でも、本を見ながら折ってしまう。時にはオリジナルで折ってしまうことがあるので驚きだ。鶴などは何も見ず教えられずに簡単に折ることができる。


将棋。僕の父の姿を見るや、「おじいちゃあーん!しょうぎぃー!」と言う。最近は必ず100%言う。もちろん父は手加減しながらいい勝負に持ち込むのだが、少しばかり成長したのか、息子は負けても癇癪を起こさなくなった。


公園。縦横無尽である。放射線などなんのその。転げまわり遊んでいる。鉄棒やジャングルジムはお手の物。猿かっという程するすると登る。登り棒もある程度登れるようだ。逞しい。逞しくてお父さんはついていけない。


絵本。寝る前に「絵本、何冊読んでいい?」と訊いてくる。100%必ず訊いてくる。で、2冊を超える冊数を許すと、嬉々として絵本を選んでくるや、僕や妻の膝にちょこんと座ってくる。息子が1歳過ぎた頃からの習慣だ。最近では、娘が真似して本を片手に僕の膝にやってくる。娘の場合、目測を誤ってだいぶ離れて座ってしまうことがありウケる。遠いぞっ。


寿司。もう、なんで寿司なんだろう。3日に1回は「寿司食いたい」って言ってると思う。60%程の確率で言ってる。まあ今のところ回転寿司で十分満足のようだし、今日なんかは「まるまつ」でお子様寿司セットでも良いようだった。近い将来、食べる量の増加と共に、味覚もシビアになってきやしないかと恐怖である。


こうして見てみると、息子の好きなものはほぼ僕の好きなものだった。あれ。息子に自分の好きなものを押し付けた記憶はまるで無いのに、いつしかこうなっている。なるほど親子は似るものだ。そして、兄妹も似るんだろう。部屋に散乱する折り紙や将棋の駒で戯れる兄、公園を駆けまわる兄、夜な夜な絵本を読み続ける兄、スシ食いねえ兄。