Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

絵本のある生活

もうすぐ1歳2ヶ月になる下の娘は、どうやら本が好きらしい。


五味太郎の絵本を、何故かコットンでフキフキする娘。


もちろん字は読めるわけないので、図柄とか色とかを追いながらページをめくったり、本を持ってあるいてみたり、父親の膝にチョコンと座ってみたりするのが楽しいわけだ。だから、幼児用の絵本だけではなく様々な本を読んでいる(めくっている)。嫁さんが読んでる難しそうなビジネス書だったり、Salyuの歌詞カードだったり、時には新聞も。


それは明らかに兄である上の子の影響にある。6歳の息子はとっても絵本が好き。東京にいる頃から、1日に数冊(短いお話がたくさん入っている本は数話)は読んでいた。保育園で2〜3冊、家で2〜3冊。だから、生活の中に絵本がハッキリと組み込まれている。寝る前は絵本。誕生日などのプレゼントの中には必ず絵本。最近、ほとんどの本は一人で読めるようになり、親も少し助かっている。ただ、息子にとっては読んでもらいたいようだ。親と子のコミュニケーションとしても重要な役割なんだろう。極力読んであげるようにしている。


これが子どもたちにとってどんな影響があるのか、僕もよく分からない。多分いいことなんだろうなーぐらいだ。但し、絵本がテレビにならなくて済んだのは良かったのかなあ、と思う。今でも、わが家では日曜しかテレビを見ない。日曜朝のスーパーヒーロータイムと、夜8時からの大河ドラマだけだ。
僕も小さい頃はテレビが生活に組み込まれていた。学校から帰ったら何を見て、ご飯のときはこれを見て、食べ終わったらこれを見て・・・。何て不意義な時間だったのだろう。もちろん、テレビも完全な害悪というわけではないけれど、惰性や受身ではなくて、本当に見たいと思った番組を見る、という能動的な感覚で捉えていたい。


昨日、こどもとあゆむネットワークの倉庫でたくさんの絵本を目にした。つい、我が子に同じものを買ってあげたくなる。むむむ。贅沢は禁物だぞ。