Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

PTA会報ホウ!

PTA通信第1号、発行ー!



ついに、ついにやってしまった。PTA会報をつくってしまった。皆さんごめーん。僕、僕、つくってしまいましたーー。いやあ、もう電話とかメールとかSMSとか、正直めんどい。やっぱし書いて印刷して見る、これが一番伝わる。何というか、表現の方法とか即時性とか内容の吟味とかそういうことではなく、文書が一番「本気さ」が伝わるからなのだなあ。物体と質感の強みだよなあ。


内容はともかく、僕が気に入っているのはタイトルである。
「あかいおやね」
これは、園の歌(校歌?)の一番最初の歌い出しなのである。


♪赤いお屋根に 蔵王の山が
♪光に映えて 見える丘


僕が園児だったころから変わらない園歌。その歌い出しは、親も子どももみんな知っているのだ。歌いながら、幼稚園の屋根の上にそびえる蔵王連邦が目に浮かぶ。麓の園庭で遊ぶ子どもたち。僕たち父母は、そんな子どもたちを見守る屋根なのだなあ、と自己陶酔してしまう、そんなPTA会長を選んだのは君たちだからなー。


いずれにせよ、第一歩かな。何が正しいのかは分からないけれど、毅然とした態度を示そう。このPTA通信を含め、僕たちの行動一つ一つが次世代に繋がっていく、繋がらなくてはいけない。今のところ僕は、大人になった子どもたちに対して地震の後を説明するとき、自分の行動を誇れる人間でありたいなあとしみじみ思うのであった。いやあ暑いね。