Hang In There

蔵王の麓で新聞屋さんが子どものこととか震災のこととか思い出などを綴ります

思考

ロンリー論理

論理というものは、絶対ではないのだ。おそらく、論理的に考える人ほど、論理が絶対的なものだと勘違いしやすい。論理的に系統立てて考えることが正しく、それをきちんと説明すれば誰もが同じように理解できると信じてしまう。僕もそうだ。なるべく気をつけ…

僕はいったい何を

事実は小説より奇なり、というけれども、同じようなエピソードでも事実だっていう事実が奇たる所以であって、事実だという事実がなければ、そのエピソードはやっぱり架空のことなのね、という意味で奇ではないのです。僕はいったい何を言っているのでしょう。…

湯野浜旅行記その2 〜旅行中の安全対策とは?〜

鶴岡で山形自動車道を降り、国道112号線を通って海岸沿いの道路へ。まず初めに考えたことは、「もし今地震が起きたら(津波が予測されたら)どう行動すべきか」だった。 見慣れない土地の海岸沿いの道路。しかも、お盆休みで車はたくさん走っており、その多…

進歩する前に

http://sdma11.org/articles/uncategorized/sdma-event0810.html 講演会を主催するというのは、実は初めてかも知れない。しかも高広さんという超大物ゲストを招き、かといって準備期間が2週間程度しかないというチャレンジ精神だけは逞しい企画であった。今…

突っ込むためにそれはある

事務所に、販売中の書籍を入れる棚があるのだが、何だか古い書籍ばかりになってしまい窮屈になっていた。何だかなあと、背表紙も日に焼けた本を手に取ると、発行日が平成元年!そりゃあ売れないよ。 その中に、ひっそりと「コトラーのマーケティング3.0」を…

夏のぜんざい

愛する子どもを突然失ってしまった人に、僕は何も言えなかった。まちも仕事も失った人にも、僕は何も言えなかった。悲しみに打ちひしがれている人に、僕らは一体どう接したらよいのだろう。どうすれば、ひとときのやすらぎや希望を与えることができるだろう。…

泥臭い美しさ

昨日のブログで、ソーシャルネットワーク上でのコミュニケーションにおいて重要なことは、リアルな対人関係と同じ誠実なコミュニケーションだと書いた。すなわち、ソーシャルネットワークサービスはリアルな対人関係を補足するツールであり、結局のところ人…

もしソーシャルネットワークサービスによるパラダイムシフトを僕が表現したら

Twitter、Facebook、(いちおうmixiも入れとくかw、)そしてGoogle+、ソーシャルネットワークの勢いはとどまる様子がない。 昨日、このブログで選挙活動へのソーシャルネットワークの導入について触れると、何人かの方に反応していただいた。結局のところ、…

リアルを超えるルール

ブログを本格的に初めて、およそ半年が過ぎた。昨日のように、時折抜けることもある。震災のときは2日ほど抜けた。GWには4日ほど抜けた。でも、まずまず毎日続けられている。三日坊主ばかりだった僕が嘘のようだ。やればできるじゃないか。 震災以降、Tw…

「原子力教育」は硬いから

原子力発電所の仕組みとか、放射性物質と放射線量とか、やっぱり難しいと感じる人は多いようだ。僕の周りを見る限り、それ以前に「マイクロ」と「ミリ」あたりで既に嫌悪感に苛まれてしまい、もう「『安全』なのか『危険』なのか」の2択になってる。こうな…

明日のモバイルアイディア編

今日のブログはアイディアスケッチ。 大災害のときに使えるモバイル機器とは?を常に考えてしまっている。幾つかアイディアも思いつくのだけれど、頭の中に貯めておくことに何の意味も感じなかったので、こうして備忘録代わりにブログにアップしておく。 考…

曖昧な方がいいもの

小さいころから、「君の夢は何だい?」と聞かれると、決まってこう答えるようにしている。 「世界平和です」 僕に質問したイヤミなオジサンはハッハッハッと笑い、僕に蔑むような視線を向け「そうかそうか」と言った。子供じみた夢だと思ったことだろう。実…

信頼を得るための4つのステップ

コミュニケーションにおいて、「信頼を得る」ということはとても大切なファクターである。むしろ、コミュニケーションの最終到達点が「信頼を得る」と言っても過言ではない。 幾つか、この「信頼を得る」ことに近づくためのステップを書いてみたい。これは、…

僕たちがなくしていくこと

黒人、白人とよばれる人たちの間で、大きなさわぎがおきている。 今、日本だけでなく、世界各国で差別をなくす運動が行なわれているが、アメリカではなかなか解決せず、最近では、裁判の不公平がきっかけで、大きな暴動が発生している。 今世界は競争社会に…

カメハメ波を打てるか

あなたは、かめはめ波を打てるだろうか。あるいは本気で打とうとしたことがあるだろうか。 僕はある。しかも、1年に1回程度はチャレンジしている気がする。なんだか無性にチャレンジしたくなることがあるのだ。 しかし、残念ながら、今まで1度も成功した…

例えばアゴを見せつけることです

3/2(水)、こちらに参加してきた。 →Facebook講師は、渡辺一馬さん。僕と同い年であり、且つ隣町出身という人物である。経営されている株式会社デュナミスの話を通じて、ソーシャルビジネスやコミュニティビジネスについての講演をしていただいた。とても分か…

ビールは古代から飲まれているという(ゴクリ)

数学科を出ている故に、典型的な理系人間だと思われがちである。 誠に嘆かわしいことに、それは事実だ。 数学が好きというのは、おそらく、小さい頃にほんの少し「できた」からだ。できると楽しくなる。楽しいから問題をたくさん解く。更に「できる」ように…

実は、とても理系的

先週の金曜に、「数学は、物事の本質を見極める力を育てる学問なのではないか」という内容を書いた。ものごとの本質に迫るのが自然科学であり、共感するのが人文科学ではないか、とも書いた。 このような考え方に基づくと、実は「新聞を読むことで数学の力が…

北の車窓から

蔵王と白石川が見える。 冬だ。 雪もそこかしこに残っている。 子どもがいて、家があり、生活がある。 まだまだ充分に若いけれど、以前ほど若くはない。 責任に縛られて苦しくなることもある。 素敵な音楽を聴いて、楽しくなることもある。 夢を見ている。 …

で、このブログの本質って?

昨日何故か唐突に思ってツイートした。 naokiyatsu (谷津 直樹 - Naoki Yatsu) 数学って、物事の本質を見極める力を育てるための学問だったのか。何故か今、合点がいった。 about 19 hours ago from Echofon 大学で数学を専攻し、院まで行ってしまった男。教…

右脳偏重型残業計画

朝仕事に出るというよりは、仕事が溜まってしまって夜中にやらざるを得ないという方が正しい。溜まっているのは、単に僕の筆が遅いからなのだ。気分が乗らないと、書いた文章がまるで気に入らない。何度も直して消してまた書き加える。ノーノー。それじゃあ…

幾重の思い出と一重の瞼

今日は仙台で会議と講習会があり、現在東北本線にて目下北上中である。この時間の電車は独特の雰囲気がある。通勤ラッシュが過ぎ、2コマ目の授業へ行く大学生やラッシュを避けたサラリーマンか。いずれにせよ多くの乗客は20代から30代といったところだ…

僕らが闘っている相手は

昨日は日曜日。将棋に飽きた息子を実家の父に預けて、小十郎の郷へ行ってきた。 看板を作成するキューリ歩人。勝手に載せてゴメンね。 地元の食材が沢山あり、連れて行った僕の母も喜んで購入。読みどおり、母が購入したものの3割程度はわが家にやってきた…

果たして僕らは本当にロストジェネレーションなのか

さとなおさんの次の記事を読んだ。 www.さとなお.com(さなメモ): 自分のことは二の次なひとたち インターネット興隆期の若者たちは「成功したいんです」というのがひと言めだった。 どうやって儲けるか、どうやってリッチになるか、どうやってのし上がるか…

ソーシャルって社会的という意味だったと思います

昨日は、こちらのイベントに少しだけ顔を出してきました。→農家に泊まろう合宿!!白石蔵王ツアー | 日本で一番、ありがとうの〝わ〟が生まれる養鶏場を目指して。白石市の市場跡地を利用し、農産物や物産品の販売をする施設「小十郎の郷」での見学風景(遠く…

世界を変える閃き

昨日書いた飲み会にて、次のようなことも言われた。「数学を専攻する人って変人だよね」うん。当たってるー。見てるかい?MくんKくんTくんSくん、君たちのことだー。その方の考えによれば、数学と音楽には近いものがあるのではないか、ということだ。数学を…

友あり遠方より来たる、また楽しからずや

昨日は、取引先の担当者の方などを交えてお食事会、という名の飲み会。 場所は、白石市内の和食どころ「えびす」(http://r.tabelog.com/miyagi/A0402/A040203/4002458/) 以前書いたように、もっぱらビールを飲んだ。店の名前どおりのヱビスビール、美味し…

ソーシャル・ネットワークに物申す

「ソーシャル・ネットワーク」は、まさに今時代のトレンドだ。映画にまでなってしまった。→http://www.socialnetwork-movie.jp/Wikipediaによれば、ソーシャル・ネットワーキング・サービスとは次のように定義されている。 「ソーシャル・ネットワーキング・…

サン♪サン♪サン♪さんじゅうぅーさんさい♪

と、いうことで、本日を持って33歳になりましたー。パチパチパチ。まずは33年生きてこれたこと、それを支えてくれた皆さんに素直に感謝。今日も、妻と息子がケーキをつくってくれたり、娘が笑顔で甘えてくれたり、実家で焼肉パーティの準備をしてくれたり、…

校庭に真っ直ぐ線を引くには

昨日読んだこの記事 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110111/217888/この中で、次のような文章があった。 「企業は、即戦力すなわち総合人間力を求めている」 「非効率で無駄な仕事に意味がある」反論というわけではないけれど、この文で使…